東京都吉原:吉原遊郭「凸凹のあるカフェー建築」


これまでに吉原へは4回ほど訪問しているのですが、木村聡『赤線跡を歩く1』P11、左下に掲載されているカフェー建築を見つけることができず仕舞いでした。

なにせ、場所が場所なのでキョロキョロ徘徊する訳にも行かず、回を重ねてしまい。

とはいえ、4回目ともなると些か落ち着いて歩けるようになりました。
呼び込みのおっちゃんも華麗にスルーです。

そしてやっと見つけることができました。最初はただのアパートだと思ったのですが…
脇に目をやると…
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これです。これです。これなんです。しばしば「ハート形物件」と紹介されることが多いですが、実際にはハート形では無いことが分かります。
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逆方向から。写真を見る限り奇麗ですね。シャレ乙物件と言っても納得されそう…。
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明るい陽光のせいか、艶かしさは感じませんね。

ひさしの下には照明と、菱形の装飾があります。この装飾には機能的な意味はあるのでしょうか?純粋に意匠としてでしょうか?後者であるとすればかなり凝ったことをしていますね。
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勿論、Photosynthでも撮影しましたので下記の画像をクリックしてどうぞ。
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この建物の近くには、かつての妓楼からアパートへ転業したと思われる建築物がいくつも存在します。丁度、大通りに挟まれた区域ですが、かなりの密度です。

こちらの建物も『赤線跡を歩く1』P10に登場します。なにやらドヤになっている雰囲気
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転業したとおぼしきアパートの階段。中がどうなっているのか非常に気になりますね…
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吉原を歩くと、驚くほどかつての屋号を残していることに気づかされます。

以上の建物は住所的には千束4-24辺りになります。正直ビアホールから一本路地へ入るようなルートです。見つけるのに苦労したので参考まで。

2012年8月追記:凸凹物件のご主人にお話を伺うことができました。かつては屋内にダンスホールがあったとのことです…!現在は間取りも全く異なるようです。当時の姿を見たかった!

  • 訪問日:2012年1月

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