東京都吉原:吉原遊郭「トルコ嬢のいる喫茶店オンリー」


吉原遊郭の近くにある喫茶店「オンリー」へ行ってきました。
遊郭でもないのに何故このようなところに行ったかというと…

小沢昭一『ぼくの浅草案内』(1978年、筑摩書房)から引用してみましょう。

オンリー<コーヒー>
千束通りの浅草四丁目交差点から北へ五軒ほど行って、東へはすに入る横丁の右側二軒目。知る人ぞ知るコーヒー店。トルコのお姐さん方も御愛用。お姐さん達のおしゃべりするのをチラッと見ながら聞きながらのコーヒーは、また格別の味。……しかし、いつ行っても、お姐さん方がいるとは限らない。運不運、当たりはずれはある。少しは通ってくださいョ。この店の名前も好きだ。

小沢昭一による「遊び」に関するその他諸々の著作も面白く、当該著作中に登場する「オンリー」も興味をそそる内容だったので、訪問した次第です。

まぁ、本自体は1978年のものなので残っているか不安でしたが、食べログにもしっかり掲載してあります。これは行かねばなりません。

昭和喫茶の雰囲気を味わいたくて。
あわよくば、休憩時間に見せるオネエサンのふとした素の表情に出会えれば言うこと無しと…。

外観です。外壁に「ONLY」の文字。ヘルベチカ&広く取ったカーニング。渋いですね…。
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「オンリー」と聞くと「オンリーさん(Wikipediaを開く)」を想像してしまいますが、由来はどうなんでしょうね。

ともあれ入店します。

どこかで見たと思ったら、ロン・パールマン(Google検索結果を開く)に似ているご主人…。奥さんアナタ、男を見る目がありますね、流石分かってらっしゃる…。

コーヒーを所望す…。個人的に好きな濃いめのコーヒーでした。緑茶とコーヒーは濃い目に限りますね…。
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サンドイッチも頂いたのですが撮り忘れ。後から知ったのですが、同じ浅草のベーカリー「ペリカン」のパンを使っているとのこと。そりゃ美味しいはず。

あ。オネエサンは居ませんでした…。

オマケ。トイレが奇麗なタイル張りだったので撮ってしまいました。赤線散策をしていると、関係のない場所でもタイルを見るだけで反応する身体になってしまっていけません。
やっぱり古くてもトイレの奇麗なお店って好感持てますね。設備的な意味ではなく、手入れの行き届いた奇麗さという意味で。
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吉原へお越しの際は、コーヒーとトーストの美味しい喫茶オンリーをどうぞご贔屓に。

  • 訪問日:2011年12月
  • 参考サイト:食べログの記事(オンリー)、食べログの記事(ペリカン

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