宮城県鳴子:鳴子温泉遊郭6「昭和8年の鳴子温泉地図」


前項、大崎市立図書館で発見した昭和8年当時の鳴子温泉地図。
これはかなり重要な資料となりました。一気にブレイクスルーの予感…。
こんなときは脳汁が吹き出ますねwwwこれだから止められませんwwww

地図を拡大して気になるポイントにマークを打ってみました。
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まずは鳴子温泉駅を指差し確認であります。
現在の地図と比べると、おおよそ南北が逆になっていることにご留意ください。

そして玉子屋があります。昭和8年の時点で存在しているので、それなりの老舗だったんですね。

地図の左手から見て行きます。

  • 料理 花園
  • カフェーサロン
  • 鳴子劇場

怪しいところをリストアップしてみました。うーむ、どれも妖しい…。

まず、現在この場所がどうなっているのか、確かめに行きました。

料理 花園

現在は駐車場となっていました。
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かつて「料理 花園」があった場所の向かいには…。お!ダイヤ型窓を持つドア!
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まだ開店前でしたが、お願いして中も見せていただきました。
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立派な内装とお庭を持つこちらのお宅は、現在も料理屋。昔から純粋な料理屋だったそうです。残念ながら向かいの「料理 花園」も純粋な料理屋だったとのこと。

カフェーサロン

もっと妖しい表記であった「カフェーサロン」は、現在どうなっているのでしょうか?
こちらです。
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反対側から。現在は居酒屋と定食屋。
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この位置は湯元の通りで、老舗大店が立ち並んでいる場所です。一等地のストリートというわけです。
地図を見ると幅員が広くなっているのが分かりますよね。
道の両側に大店が並びます。
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雰囲気のある旅館も残ります。
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坂道の最も末端側なので、ここにカフェーなり飲み屋があったのは頷ける話です。仮にここが青線としての「カフェー」であっても、かなりしっくりきます。

  • 最も殷賑な場所であること
  • 坂道の末端であること
  • 末端は鍵方に閉じられていること
  • 現在もこの坂道で唯一の飲食店であること

状況証拠としてはここ「カフェーサロン」が、遊郭・赤線の最有力候補です。
(結論は後述します)

鳴子劇場

昭和8年の地図にも掲載されている細い路地がまだ残っています。
たまごやの右脇を通って…。
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さらに進むと…。
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現在、新築中…。
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現在はこんな感じ。
前項で駅前DX劇場を取り扱っただけに、さてはここも…?と疑いたくなりますが、真偽を前項のたまごやの主人に伺ったところ、回転舞台のあるしっかりとした劇場たったそうです。映画ではなく、ましてストリップでもなく、立派な劇場だったようです。

とりあえず、昭和8年地図における妖しい地点を洗ってみました。
現時点では「カフェーサロン」が最有力なホシですが…。さて真実や如何に!

つづく。

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