徳島県同市:秋田町遊郭7「現役遊郭の周囲」


今度は大通りを挟んで遊郭区画の反対側も見てみましょう。
遊郭歩きをしていると明確に区画が分かれていないことや、周囲に興味深いものが残っていることも多く、何となく気になったら周囲へも足を伸ばすようにしています。

こちらは大通り沿いにあった物件。交通量の多い大通りだったので全く油断していました。
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一階が2色使いのタイル張りです。
タイル張りでも理容院だったりするのでタイル張り=カフェー建築とは限らないのですが、こちらは一階と二階の間の装飾を見るかぎり、理容院ではあり得ませんね。

タイル張りはこんな感じ。タイルはぅはぅ…。
窓はアルミサッシですが、外枠は木枠が残っていますね。
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見上げてみます。
二階部分はかなりリフォームが進んでいますが、ひさし部分の独特の意匠が残っています。
どうやら四角いのは張り出した柱を模した意匠のようです。
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一階を全体的に眺めてみます。
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今度は全体を写してみます。
以前、ご報告した妓楼と、骨格の形がやはり似ていますね。
マッシブ…。マッシ部でも作ろうかな。
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こちらは大通り沿いから、さらに奥に残っていた物件。
もう少し近づいてみましょう。
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民家と商家の違いは入口の広さにも現れますね。
上部に飾りがあります。もっと近づいてみます。
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「旅」マークの札があります。こちらはどうやら旅館として営業していた時期があるようです。恐らく妓楼からの転業旅館と見て間違いないのではないでしょうか?
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飾りは矢羽根に桜。立体感があって奇麗です。木型で作った落雁のようですね。
千鳥、松竹梅、なんてのはよく見かけるのですが、こちらは初めて見ました。
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白黒判然としない物件も。
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手前:手摺と複数入口をもつ物件
奥:バルコニー付きの物件。一階はタイル。
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手前の物件を良く見ると…。
「町を明るくする会」
明るくする必要があるからこその会ですね…。
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手摺を見上げてみます。
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店名はないけど、ドアが民家っぽくないもの。
二階の庇の下を見ると蔵のような形をしていますね。
手摺も塗り替えられていますが、木製のままのようです。
トタンを剥がせば、実は結構古い物件が出てきそうです。
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以上、反対側の物件群でした。
私の拙い写真では良さが上手く伝えられませんでしたが、特にタイル張りの物件は一見の価値があります。ご訪問の際はお見逃しなく…!

  • 訪問日:2012年3月

※諸般の事情により位置情報は割愛

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