青森県野辺地:野辺地遊郭3「元妓楼 大まん旅館」


今回の野辺地訪問の目的はこちらの「大まん旅館」です。
グレーも何も完全元妓楼。まっくろけのけでございます。

『全国遊廓案内』(全国遊覧社、1930年)から引用してみます。

妓楼は大万楼、旭楼、恵比寿楼、満月楼、柏楼、大黒楼、 雲月楼、来盛楼、いろは楼等である

ビンゴ。大万楼がこちらですね。

残念ながら旅館としても廃業されているそうです。看板が残っているので割合近頃まで営業していたのでしょうか。
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いやー。雪がしんどいっす。駅から雪道を2キロ歩くのはつらい。
写真のピントも合いづらいです。

反対側のアングルから。かなりの大店ですよこれは。
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もう少し近づいてみましょう。玄関部分の建築は薄ピンクもしくは桜色になってます。元はどんな色だったんでしょうか。入り口に「旅館大まん」の文字が見えますね。
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見上げてみます。相変わらず雪で見づらくて申し訳ないです。
バルコニーには手摺まであります。
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蔵も併設されています。蔵の戸にかぶさっているのは何なんでしょうね。
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奥に家紋が見えます。中陰松皮菱に木瓜のようですが…。
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そうこうしているうちに雪が小降りに。
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おろろ…!晴れて来ましたよ。
ここぞと撮りましょう。
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玄関を脇から。
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真横から。いやー。当時は絢爛たる建築だったんでしょうねぇ。
バルコニーから娼妓が手を振って…。おいしくなぁれ もえもえきゅ〜ん♪なんてね…風情ですね。
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何となくですが定期的に手入れはされていそうな気がします。完全放置であればあっという間に廃屋化するでしょうし、下記写真のように玄関マットが置かれている姿は人気(ひとけ)を感じます。
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一階格子の下にあった飾りです。こちらも中陰松皮菱に木瓜。
端々に贅を凝らしているんですよね。もう贅沢としか言いようのない建築ですね。
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最初に書いた通り廃業しています。
雪の多い土地なので経年劣化も速そうです。
ご興味ある方は早めのご訪問を。

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